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3-22 バイノーラル・フェイジング 現実対仮想の解決

バイノーラル・フェイジング BINAURAL PHASING
現実対仮想の解決 Resolution of the Real:Imaginary

現在広く使われているバイオフィードバックには、大きく分けて2つのスタイルがある。最も普及しているEEG(脳波図)バイオフィードバックや神経フィードバックは、「人は学習によって、望みの状態に入ったり、まずい状態から脱出したりするために、合図に反応して、特定の脳波の反応を引出したり、気分や態度を変化させることができるようになる」という考えに基づいている。そのような変化を生物測定学的に測定するには、通常EEG(脳波計)による解析という方法が用いられている。これは、脳波クラスタリング理論、いわゆる脳波をサブデルタ、デルタ、シータ、アルファ、ベータ、ガンマ波に分けて考えるモデルに基づいている。

例えば、アルファ状態を引出せるようになるためのステップとしては、「アルファ波が出ているときには、ある特定の音を流す」ということを繰り返すことで、その音を聞くと、自分がアルファ状態であることが判るようになる。逆に、特定の狭い範囲の周波数帯域を制限したいという場合には、その帯域に入ったときに、警告を発するフィードバックを与えることで、その影響を避けたり、小さくしたりする方法を学ぶことができるようになる。

EEGほど一般的ではないが、バイオフィードバックの使い方はもうひとつある。

それが、各人の実際の振動署名をバイオフィードバック信号として使い、「そのひと自身の自然共振状態で、ひとをドライブ《誘導/方向付け》する」ものである。脳波や鼓動ももちろん充分有効な生物測定学的値となりえるが、この場合、最高の測定方法は、そのひとの音声をスペクトル分析することである。脳波はひとが何を考えているかを明らかにし、鼓動は何を感じているかを教えてくれる。声には、その両方の瞬間的混合が含まれていて、少しでも変化すると直ちにそれに反応するからである。

さらに、脳波と鼓動どちらにも現実と仮想の要素が含まれているが、

声の方が、実際と潜在の要素(実際の身体から生じるものと潜在する霊性から発するもの)の変化に、すばやく如実に敏感に反応する。個人の複合的人格が、この一見相反するように見える、ふたつのリアリティの間に存在する相違のバランスを保とうとしたり、相違を統合しようとしたり、解消しようとして葛藤するとき、声はそれを正確に表現する。また声は、自分が何者であるか、人生に何を求めているのか、そして何をし、どう生きるのかということ・・・、つまり自分の「状態と法則空間」を表現し、コミュニケートするために、進化の末に根元的源から私達に与えられたメカニズムなのである。

人間の声の内、正弦波パーシャルの多くは、声を伝達する息の中に含まれている。誰かが話すのを聴いているとき、実際に私達の耳に聞こえてくる音の多くは息から発しているということもできる。私達がどうありたいと願っている(aspire)かは、どのように呼吸しているか、その様子に如実に現われる。実際、aspiration《1-大望、強い憧れ、2-呼吸、吸気という意がある》という言葉は、元来は「呼吸」と同時に「発声」を表す意味で用いられていた。それが何らかの理由で、呼吸から「吸う、吸引」という機械的動作との関連性、及びそこから派生した「強く望むこと」という感覚の方がより強調されるようになっていったということだろう。呼吸は基本的な生物時間(biochronological)サイクルである。その分野の研究者によれば、呼吸が生命のサイクルを回転させ始めると、続いて頭蓋仙骨(脳脊髄液)の脈動(cranio-sacral pulse)や鼓動が始まり、脳波の活動が始まり、最後に概日性《24時間周期のリズム》と超概日性*が時を刻み始めるのだそうだ。
超概日性リズム ultradian rhythm: 90~120分のサイクルの生体リズム。睡眠等に関係する。

空気を吸ったり吐いたりするということは、明らかに、始まりから反転を経て、また始めに戻る、というサイクルを実践することである。それゆえ、そのひとがどのように生命力を採り入れたり放出したりしているかを明確に示すのである。これを考えると、ひとのその時点での肉体的、精神的(情緒的)、及び霊的状態を分析し、それを活かして、変化成長し、最終的には変容、すなわち自然進化を遂げるのに必要となる資源資質を得たいという場合には、呼吸分析が生体測定学的に最高の選択であると思われる。

近頃では、多くのひとが、光、音、振動テクノロジーに関心を持ち、

音楽にもエントレインメント(便乗効果)やバイノーラル・ビートという概念が採り入れられるようになってきた。エントレインメント(便乗効果)というのは、共感的共振(sympathetic resonance)というプロセスを経て、あるものと他のものとが便乗(同調するentrain)することをいう。たとえば、ある特定の周波数のフラッシュ・ライトやサウンド・パルス《脈動するビート音》を浴び続けると、(数分後から)脳はそのパルス(周波数)を追いかけたり、同じ周波数で振動したりし始める。このようなことから、エントレインメント(便乗効果)は、また「周波数追随反応」とも呼ばれている。

バイノーラル・ビートとは、

2つ以上の音波が互いに重ね合わさる「スーパーインポジション superimposition」によって生じる振動のことをいう。複数の波が混合されて、新しい特別な波が生まれるのである。その混合が、ばらばらの位相の揃っていない減殺的組み合わせであれば、波は互いに打ち消し合うことになる。だが、波同士が同相でコヒーレント(一様)な相補的関係にある場合は、互いに高め合い、波同士の周波数の差が、複数のピークやビートとなって現われるのである。この元の波が2つである場合、その周波数差の波は両耳周波数あるいはバイノーラル・ビートと呼ばれる。例えば、ステレオ・ヘッドフォンを着け、100Hzの周波数を左の耳から、108Hzの周波数を右から流すと、第3の周波数8Hzが聞こえる。元は存在していなかった、新しい波だ!

研究の結果、「脳は、この第3の結合バイノーラル・ビートを造りだすことで、2つの周波数の差を解消(解決)するよう強いられる」ということが解ってきた。これは、現在のテクノロジーには限界があることを考えると、振動療法に大いに活用できる現象である。20Hz以下の周波数は、最高級のステレオやスピーカーでも創り出すことはできないし、また、それより低い音は人間の耳に聞こえない。脳波の中でも低い領域にあたる(1.5~20Hzの)周波数を使いたいというとき、現在のテクノロジーでは、その音を直接造り出すことはできない。けれどもバイノーラル・ビートを使えば、簡単に低周波音を造りだすことができる。またさらに、脳は明らかに、「このように左右から異なる刺激を与えられるのが好きで、それに上手に反応して、全脳シンクロニー(同期、同調 whole-brain synchrony)することを好む」傾向がある。こういうことから、バイノーラル療法は代替医療専門家の間で広く受容れられるようになっている。

ハーモニック・レソリューションには新たに発見された現象も応用されている。

それは、バイノーラル体験を超える、次の論理段階である。私達はそれをバイノーラル・フェイジング(binaural phasing)と呼んでいる。ふたつの異なる波を使うという点は同じだが、これまではその周波数の差を利用していたのに対し、同じ周波数の波を使い、そのフェイジング(位相化)の相違を利用する点が違っている。同じ周波数で、ふたつの異なる位相に持っていくには、現実(実)と仮想(虚)の要素に分離することが必要である。このふたつの要素はそれぞれ、信号の実際の部分と潜在的部分とを表現している。私達が何かを言うとき、実際の物理的肉体から発している部分もあるが、また、その今話していることについて、自分がどう感じているか・・・、つまり潜在する霊的自己から生じている部分も存在しているのである。科学用語では、これらを正弦波と余弦波と呼び、互いに90°の角度を保って進行する。

当社のベクトルファーム・スーパーコンピュータは、

このふたつの波を分離し解析して、それを《バイノーラル・ビートで使う》ふたつの異なる周波数の代わりに用いることができる。たとえば、右耳から、マグニチュードの大きな音を位相角0°あるいは180°で流し、左耳には、同じ周波数でマグニチュードの小さい音を位相角90°か270°で流す。異なるふたつの周波数の差を解決するのであれば、それは全脳のバランスを保つことにつながる。しかし、この場合のように、現実(実部)と仮想(虚部)の差を解決することは、そのひとの実際に現われている自己と潜在している自己とのバランスをとることにつながるのである。あらゆる人間の苦しみは、この、自分で語っている自己と実際の自己との相違から生じている。その差を解決することは、より良い健康状態や、幸福、満足を得ることへとつながっている。

 


A)相補的組合わせによる波の高まり     B)減殺敵組合せによる干渉
signal strength/信号強度           wave energy/波のエネルギー
superposition/(波の)重ね合わせ,重畳    time時間

上の図はどちらもふたつの波を混合したときのものである。A図は相補的高まり,強化であり、B図は減殺的干渉の様子を表している。(Aのように)ピークが同じところに来る場合は、ふたつの波はコヒーレントで「同相」であると考えられる。(Bのように)ピークが異なっている場合はインコヒーレント、つまりばらばらで、かつ「異相」であるということを示す。ピークがばらばらの何百万もの波はホワイトノイズのように聞こえるが、同じく何百万でもピークがすべて揃っているものは、銃声のような音に聞こえる。

このステレオ・ヘッドフォンを使ったバイノーラル・フェイジングだけでなく、

ハーモニック・レゾリューションのプログラムには第2出力チャンネルが装備されている。これによって、現実(実)と仮想(虚)、個人の人格のエッセンスを最適化・調和化した複合視覚表現である、スペクトル・エッセンス・マトリクスに加えて、バイノーラル体感振動フィードバックも使用できるようになった。つまり、ハーモニック・レゾリューションのバイオフィードバックには、視覚、聴覚、体感振動という、3つのメイン・モードがあるということができる。体験者は、自然に調和化された自分自身のエッセンスを、実際に眼で見、耳で聴き、身体で感じることができるのである。こうして新たな資源が収集され、実際の身体に統合されていくにしたがって、潜在していた力はどんどん解放されていく。自分自身を何度も繰り返し、解体し、再構成するチャンスが提供されているわけだ。それを実践すれば、あなたは変わることができる。そして成長を続け、ついには変容を遂げることもできる。

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