音声収録時のアファメーションの作り方についてです。
目標・願いを達成に導くセンテンス「アファメーション」の作り方は、インターネット上にたくさんの方法が紹介されています。
ここでは音声分析セッションの事前準備としてアファメーションを作成する参考例を2つ紹介します。
1)基本周波数のアファメーション例から探す
開発者ダンエステスが制作した「音楽ノート相関チャート」には、音楽セラピーの音階に相関しているチャクラを調べることができます。この相関チャートには、各チャクラに対応したアファメーション例も掲載されています。このアファメーション例から発声したい文例を探して、音声分析することができます。
セッションでは、1回目の音声分析データの「基本周波数」と相関したチャクラのアファメーション例の中から選んで2回目の音声分析をしています。
2)自分の本当の願いを見つけ出す
自分にとって適切なアファメーションを見つけ出すワークの一例です。
〇まずあなたに「必要なこと」を3つ、次にあなたが「望むこと」を3つ書き出します。3つ無い場合は、それで構いません。
〇書き出したリストを眺めながら意識を集中します。
一つずつ「本当に必要か?」「本当に望んでいるのか?」を確かめます。「必要なもの」と「望むもの」が本心と違う場合があります。本当は必要なのに真剣に求めていなかったり、自分では望んでいるつもりでも、心の片隅では無理かなと思っていたりすることがあります。
〇リストを整理してゆきながら、一つに絞り込んでゆきます。同じ望みを別の表現でリストに書き出しているケースもあります。その場合は、「本当の望み」を表すような表現に変えてみます。
〇できるだけポジティブな表現を使用します。また対人関係などの場合、「相手がこうなればいい」という表現よりも、「自分が相手との関係でこうなりたい」というように、主体的な表現にした方が良いでしょう。
音声分析セッションでは、体験者の「気持ちのこもった音声」を収録することが大切です。
そしてその音声分析データから作り出される「ハーモニックサウンド」は、体験者がそのアファメーションを具現・達成できるような存在に「ReTUNE(再調整)」「自己変容」するための自分専用のサウンドです。
アファメーションの長さは特に決まりはありませんが、単語一言よりも「ワンフレーズ(一文)」前後が良いと考えます。一文くらいの長さが気持ちを込めやすいからです。長い文章のようなアファメーションでも分析できますが、今までの経験からみてあまりデータに差が生じないようだと考えています。
逆に長すぎると、集中していた気持ちが緩んできてしまって、文面を朗読しているような感じになってしまうこともあります。また長い文章だと本当の願いに対して矛盾した言葉が入り込みやすくなり、意識が分散してしまうことがあるかもしれません。
以上が、事前準備としてアファメーションを作る参考方法です。
どうしてもアファメーションが見つからない場合は、セッションの時に願望の絞り込みやチャートのアファメーション例の中から見つけ出すお手伝いもできます。