連載「HRT音声分析って、なんだろう?」 8
真の自己になるということ 山田 剛
ハーモニック・レソリューション(HRT)の視点から、
「真の自己」になるということを考えてみましょう。
■「真の自己」とは、どんな自分だと思いますか?
ヒーリング系の情報では、「本当の自分」という言葉が度々出てきます。
それって、どんな自分だと思いますか?
ありのままの自分、
周りを気にしないで表現できる自分、
願望を実現した自分、
理想の自分、ストレスや自己矛盾のない自分・・・
また瞑想や神秘学的な視点では、
「自我」と「真我」という言葉で説明したりしています。
※長くなりますので、詳しく知りたい方は、検索してみてください。
ともかく、百人百様の「本当の自分像」が出てくると思います。
どれが正解、不正解というものではないので、
全部が「正」なんだと思います。
■真の自己は、完全で純粋で、そして全体が統合された存在
このように、ある意味では主観的ともとれる観点で語られる「本当の自分」を、
HRTでは、どのように解釈しているのでしょうか?
真の自己は分割されたり、排除されたりすることはなく、
ひとつの独立した存在であり、
傷つくことも、損なわれることも、害されることもありません。
健全で、欠けたところのない、一様な組成を持つ完成したものなのです。
不調和成分を含まない、完全な調和音のなかにあって、
混合されることもなく、不純なものとは無縁の存在であり、
堅実な目的と行動を伴う独立性をもった各部分が、
相関関係を保ちつつ構成している実体なのです。
ちょっと難しいですよね(笑)
そこで、思いっきり意訳してみましょう!!!???
簡単に言えば、
調和した成分(スペクトルエッセンス)を持っている状態の人を、
真の自己を具現した人(調和した存在)と意義付けていると言えそうです。
それは、「リソースバランスが調和している人」と解釈できそうです。
HRTのアプローチから考えると、
真の自己を求めている人は、
まずデータが調和的な分布状態になることを目指します。
そして、その理想的な分布状態になった時、
自分は、どのように変化したのか振り返ってみることで、
「真の自己」になるというプロセスを確認・認識することができるということです。
■選択・行動することで、変容プロセスのスイッチを入れる
この理想的な状態に変化することを、
HRTでは、「調和的変容(harmonic transformation)」と呼んでいます。
進化が、努力や願望とは関わりなく起こるのに対して、
変容には「選択と行動」という要素が不可欠です。
さらに、この行動の遂行に加えて、調和的変容をもたらすには、
そのひとの人生に深く関わり、献身的にサポートしてくれる人が必要です。
あなたがこの文章を読むことも行動実践のひとつであり、
私達があなたをサポートすることをお約束することもまた、
この行動実践の一例なのです。
この他に必要なのは、このプロセスを方向づけ、
パワーを与えるのための道具とエネルギーだけです。
私達はそれを、リソース(源/Resources)と呼んでいます。
あなたは、自分の考える「真の自己」になりたいと「選択」し、
このコンテンツを読んだり、自分自身を見つめたり、
HRTセッションを申し込んだりする「行動」を起こします。
調和的変容は、HRT音声分析を行う前のこのようなプロセスから、
既に始まっているのです。
つまり「真の自己」になるためには、
あなたの選択(決意)が必要なのです。
人によっては、選択しただけで、
ものごとが展開してきて、実現に向かうケースもあるでしょう。
しかし選択しても、なかなか変容が起こらないと感じている方は、
HRTをサポートツールとして活用してみてください。
分析データから、あなたの理想状態(ゴール)を導き出し、
調和した状態に向けて、音の処方箋をフィードバックする、
とても便利なツールです。
「本当の自分」になることは、実はとても簡単なことなのかもしれません。
あなたは、ただ「選択・行動」するだけなのです。
今一度、どんな自分になりたいか整理して、
その存在になることを決意してみませんか?
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