金曜日、AI開発の研究者の方々がスタジオに来店され、セッション体験と意見交換をさせていただきました。
様々なお話を伺ったのですが、その際に「ホワイトノイズ」について振動科学の視点をお伝えしたところ、「生成AIと同じだ」と言われました。個人的に興味深い一言だったのですが、その場ではすぐに理解が追いつかず、その後「どういうことだろう?」とあれこれ思索してみました。

僕はITの専門家ではないので、理解が間違っているかもしれませんが、自分なりに整理した内容をまとめてみます。


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■ダンエステスの「振動科学」の視点では、アカシックレコードのようなすべての情報が含まれたサウンドが「ホワイトノイズ」ということになります。僕は、この「情報の海」のようなサウンドから自分に必要な情報を引き出す瞑想法を「ホワイトノイズ瞑想」CDとして監修しました。( https://www.style21.co.jp/whitenoise/

生成AIは、ディープラーニングによって集積された無数のデータから、プロンプトに合わせて必要な情報を抽出し、回答としてアウトプットします。
どちらも「カオスから必要な情報を引き出す(生み出す)」ようなプロセスを経るので、「生成AIと同じ(概念)だ」と言われたのかなと考えてみました。


■ダンエステスの理論には、進化・自己変容のプロセスについて解説している部分があります。我々はある秩序(考え方・スタイル)を構築して生きているのですが、ある地点でその秩序では先に進めない状態になることがあります。

そのハードルを越えるためには、今までの秩序を手放し、無限の可能性の次元である「カオス」に移行し、その中から次の進化に必要な要素(材料)を探し出し、新たな秩序を再構築することが、「自己変容・進化」だと説明しています。( https://hrt-studio.com/hrtdetail/hajime/13-2 )



ところが、進化・変容のチャンスであるカオスへ移行することに恐怖を感じ、今までの秩序にしがみつこうとする人もいます。この部分を不安に感じる方の気持ちもよくわかります。僕も今までのやり方、価値観を手放すには勇気が必要だと思います。( https://hrt-studio.com/hrtdetail/hajime/14-2 ) 


今回、AI研究者の方との意見交換の中で、この自己変容プロセスでハードに感じるパートを、生成AIが適確にサポートすることができれば、人々の自己変容(進化)がスムーズに進むのではないかと可能性を感じました。具体的にどのようなアプローチなのかはまだ想像できませんが、ITと人間の意識が協働することで人類の進化が加速するとしたら、あなたはどのように感じますか? 怖い? ワクワク?


ホワイトノイズ瞑想でも生成AIでも、主体である私たちの存在が確立していないと適確な情報は生成されません。

「自分」は何を知りたいのか? 何を必要としているのか?

無限の情報から回答を引き出すとき、どのような指示を出すのかが重要になります。それはプロンプト作成の技術的なことだけでなく、自分の存在がどうであるかも問われることになるのではないでしょうか? 

ということは、これからITがさらに日常に取り入れられるであろう近未来においても、自己の存在を確認するためにラーマナ・マハリシの「私はだれか?」という問いかけを内面に向けて続けながら、AIとも仲良く付き合っていく。そんな日常が「現代を悟って生きる」ライフスタイルなのかなと僕は感じました。



残念ながら「私はだれか?」とAIに問いかけても適確な回答は得れないでしょう!?w。しかし自己を知るために、内面の探究に必要なヒントや誘導は可能かもしれません。僕にはまだ違和感バリバリですが、瞑想のデジタル・グルって感じになるのだろうか!?(爆笑) 
それでもいまは違和感を感じているけど、以前動画でも話した「ブッダの時代にブレインマシンがあったらゴーグルを着けただろうか?」という問いと同じような時代の変化にも感じます。( https://youtu.be/l1zFL5NzH9M?si=Q3-z5RiZM45Q7c1V



もし自己の存在を知り、悟りの境地まで誘導するようなAIプログラムが開発されたらすごいことだなと想像してワクワクした金曜日でした。


 

 

 

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