3-16 色相マトリクス 

スペクトル・エッセンス・マトリクス SPECTRAL ESSENCE MATRIX

これは、実際のHRTセッションで記録されたスペクトル・エッセンス・マトリクスの画像である。これが、実際に進行中のセッションであれば、画像はこのように静止(static)していることはなく、色相サイクルの動的(dynamic)流れにしたがって、一刻も止まることなく変化しているはずだ。

現在点は中央のY軸で表される。この線より右側は未来を示す。左側には過去の記録が保持されている。

このようなマトリクスと周辺視野を両方同時に眺めるていると、眺めが「透けて見える」ようになる。そして、ロールシャッハ・テストに使われる、インクのしみのような絵を複雑にした感じの多次元的な抽象パターンが現われてくる。その結果、ダークミラー*か水晶球を凝視するのと同じような感覚を経験するのである。
*ダークミラー:内的ヴィジョンを投影するために用いられる黒い鏡面

混沌とした状態の高周波パーシャルはX軸の周りに密集し、より秩序のある低周波パーシャルは上下方向に散乱する形になっている。

ピクセルは、各々ひとつのオートマトン(自律)型パーシャルを現す。その個々のパーシャルには、それ自体の位置(現実と仮想の)座標の他、肉体的、精神的、霊的な焦点(色)、マグニチュード(強度)との関係など、パラメトリックな情報が含まれている。

技術的な用語を使うなら、個々のポータクルは、複素周波数領域の状態平面の様子を現しているといえる。

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