3-17 スペクトル・トランスフォーム・データページ 

スペクトル・トランスフォーム・データページ 調和解析とフィードバック展開
SPECTRAL TRANSFORMTM DATA PAGE  Harmonic analysis and Feedback Development

ハーモニック・レゾリューションは、何よりもまず体験そのものが大切である、
ということを強調したい。同時に、その内容解析も行なうことは、もちろんである。それを知った上で、各人の共振状態をより高めるような、最も調和のとれた振動署名を見つけるための、基礎となるデータを集めることが必要となる。
以下のチェック事項は、あなたの現在の状態と自然発生的な共振状態を明確にするためのものである。

1. 現在使えるエネルギーがどのくらいあるか?(マグニチュードの標準化)
マイクまでの距離やボリュームや、ヴォイシングの振幅の違いによる影響を避けるため、マグニチュードはひとりひとりに合わせて標準化される。つまり、最大マグニチュードのパーシャルを100%とし、これを基本に、他はすべて、基本値との比率で表す。こうすることで、マグニチュードは各々異なっても、比較することが可能になるのである。

2.予備タンクに、さしあたって使う予定のない予備エネルギーはどのくらい残っているか?(予備エネルギー)

3.現実対仮想の比率は?(R:I/現実:仮想比)
注意力の焦点が実際的なものにあるのか、あるいは潜在的なものにあるのか? 有形の、実体のあるものに注意力が向けられているか、無形の、漠然としたものか?

4.現在の呼吸と音声のスペクトルエッセンスはどんな風に見えるか?(ポータクル)

5.調和化、最適化されたスペクトルエッセンスはどんな風に見えるか?(マトリクス

6.周波数分布の状態は?(線形周波数分布)

7.各々の周波数の位相分布状態は?(位相分布)

8.各々の周波数のマグニチュード分布状態は?(マグニチュード分布)

9.オクターブ域においてのマグニチュード分布の状態は?(オクターブ表)

10.そのひとの肉体、精神、霊性の分布/配分はどうなっているか?(スペクトル・エッセンス・データ・ページ)

11.仮想と現実、及び複合領域(I:R:C)の自然な変容過程とはどのようなものか?変容の順序Transformation Sequence

12.視覚、聴覚、筋感覚フィードバックを最適な状態にするために、現在の状態のバランスをとり、最適化する必要があるか?(マトリクス、音声視覚化及び振動フィードバック)

上記の質問次項のアドレス指定するための、HRTパラメータについては、(下線部をクリックすると開く)各項末の( )内に記された文書で説明されている。この12の質問によって得られたデータが、スペクトル変容の主要なエッセンスとなり、バランスのとれた、最適なあり方(行動)を可能にするために必要な、正確で間違いのないバイオフィードバックを展開するために用いられることになる。

HRTのスペクトル変容解析では、現在、以下の5種類のデータページが使われている。

1. コントロールページ
2. 線形分布ページ
3. 極性分布ページ
4. オクターブ分布ページ
5. スペクトルエッセンス分布ページ

次の画像は、実際のHRTセッションで使用されるコントロールページの例である。このページでは、選択できる12種のマトリクスと、そこから選択されたマトリクスの拡大画像《左側の大きな画像》が示されている。その他に、マトリクスの方向性(Orientation)、力学的動き(流れ)、視覚的深度、音声と振動触感のレンダリング(視覚化)、及びポータクルの画像、標準化されたマグニチュード、現実対仮想比(R:I)が表示され、さらに他のデータページへのアクセスもできるようになっている。これらの付属ページについては、HRTセッション・フローチャートの各項文書で説明されているので、詳細はここでは省略する。

HRT CONTROL PAGE/コントロール・ページ

画像からも判るように、コントロールページから「新しいヴォイシングの処理(Processing New Voicing)」にアクセスできる。「全スペクトル調和強化(Full Spectrum Harmonic Reinforcement)《未訳》」と表示されたオプションを選択すると、(分析中の)そのひとのエッセンスに欠けている部分の、大きなダイイシス(Great Diesis)のユニバーサル・リズムの周波数をすべて聞くことができる。

 

タイトルとURLをコピーしました