思考停止のカギは、前頭のシータ波にあるようです

■少し前の記事ですが、筑波大学の研究成果が発表されています。

「前頭のシータ波が増加するように脳を刺激すると、諦める行動がより早く生じることが判明（2021年筑波大学）」
https://www.qlifepro.com/news/20211124/eeg-rhythm.html

「筑波大学の研究グループは、諦める時のプロセスには、前頭のシータ波という脳波リズムの増加が関係することを解明、さらに、脳磁気刺激によってシータ波が増加するように脳を刺激すると、諦めるまでの時間が早まることを明らかにしたと発表しました。

例えば問題解決のプロセスにおいて、考え続けることが解決にならない場合、「諦める（考え続けることを止める）」という意思決定ができることは、適応的な行動として重要な要素だ。このような意思決定が上手くできない状態にあると、ある行動やネガティブな考えにとらわれる反すう思考により、思うような生活が送れないこともある。」（上記記事より）

■この「諦める」とは、「思考のループから抜ける」「引きずらない」「切り替える」「手放す」などと言えるでしょう。瞑想やブレインマシンの効果の一つとして「思考を停止する」が挙げられますが、これは「諦める（諦観）」の境地になるとも言えそうです。

実際に私たちは現代生活で、外界からの過剰な刺激・情報に絶えず対応して生きています。毎日脳が休まる時が無いような生活を送っている人もいるでしょう。これでは脳に大きな負荷がかかります。

この筑波大学の研究では、思考停止のカギは前頭のシータ波にあるようです。脳波誘導マシン「マインドスパ」を持っている方は、「今日は考える事が多くて頭が疲れた一日だったなぁ…」という夜には、「シータ波セッション（S7～S12）」を体験しながら呼吸に意識を向けて、雑念が浮かんでも流していくリラックス時間を作ってみましょう。

■僕も解決の糸口がなかなか見つからない問題を抱えている時、思考が止まらず睡眠も浅く、深夜に目覚めてはまた考え始めるような時があります。思考を鎮めようと寝ながら瞑想してみるのですが、そんな時はなかなか落ち着いた心境になれません（まだまだ修行が足りません…）。

そこで、そんな時はちょっと面倒でも棚から「マインドスパ」を取り出しS12（60分）で光と音を弱めにして体験します。そうするとセッションが進むにつれて、ループしていた思考が流れていき、自然と眠りに入ることができます。皆さんも翌朝のリフレッシュ具合が違うことを実感できるでしょう。そしてリセットした頭で再度問題に取り組むことで解決の糸口を見つけ出すことに近づくはずです。

このように思考のループ状態にはまってしまったときは、マインドスパやヴァイブラサウンドの体験をお勧めします。僕のような未熟な人間でも長年の修業なしに心のセルフコントロールの境地に到達できる「ツール」を利用することは、簡単で効率のよい手段の一つです。

大切なことは、自分がどんな状態にいるか客観視できる視点を持つことかなと思います。「いま私は思考の猛獣に捕らわれてしまってる」と気づければ、そこから抜け出す手段・方法をあなたはすでにいくつも持っていることに気づくはずです（レジャー、家族・仲間との会話や会食、運動、音楽や映画鑑賞…）。その手段の一つとして、ブレインマシンも忘れないでくださいね～。

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